久光 経皮吸収型疼痛薬・フェントステープ 小児がん疼痛への適応拡大を申請
公開日時 2020/09/11 04:50
久光製薬と協和キリンは9月10日、経皮吸収型持続性疼痛治療薬フェントステープ(一般名:フェンタニルクエン酸塩)について、久光が小児がん疼痛の適応拡大に関する一変申請を行ったと発表した。久光は今回の小児適応を2022年2月までに取得できるよう取り組む。同剤は久光が製造販売元で、両社で共同販売している。
久光はこのほど、2歳以上20歳未満の小児がん疼痛患者を対象とした臨床試験を行い、有効性と安全性を確認したという。同剤は現在、がん性疼痛に対して、成人を適応としている。