COVID-19で試されるオバマケア
公開日時 2020/08/31 00:00
メディカル・ジャーナリスト西村由美子コロナ・パンデミックで、米国は、第二次世界大戦後最高、歴史的な大恐慌の1930年代以来の高い失業率を記録した。失業がほぼそのまま医療保険の喪失を意味する米国では大量の失業者は、そのまま大規模な無保険者予備群だ。失業率14.7%、失職3000万超2020年2月まで3.5%前後で推移していた米国の失業率は、3月半ばのCOVID-19対応の行政命令発動後、4月には14.7%という大恐慌の1930年代以来の高い数値を記録。その後、ビジネス再開にともなって5月には13.3%に、6月には11.1%に、7月には10.2%に低下したが、依然として2桁で推移。コロナ以前の水準には程遠い。https://www.bls.gov/news.release/pdf/empsit....