アステラス 長期収載品のグラマリールとプリンペランを日医工に承継 20年1月
公開日時 2019/10/30 03:50
アステラス製薬と日医工は10月29日、アステラスが日本で製造販売している脳梗塞後遺症用薬グラマリール(一般名:チアプリド塩酸塩)と消化器機能異常治療薬プリンペラン(メトクロプラミド)について、2020年1月1日付で日医工に製造販売承認を承継し、販売権を移管することで合意したと発表した。20年1月以降は日医工が製造販売元として対象製品を販売し、情報提供・収集活動を行う。
承継製品はグラマリール錠25mg、同錠50mg、同細粒10%――、プリンペラン錠5、同細粒2%、同シロップ0.1%、同注射液10mg――となる。いずれも長期収載品。直近の売上は非開示。
アステラスは長期収載品をLTLファーマに承継することが多い。今回、日医工に承継することにした理由について、アステラス広報部は本誌取材に、「製品ごとに価値最大化が図れるよう、最善の販売方法を検討した結果」だとしている。