抗てんかん薬ビムパット 剤形ラインアップに強み
新薬採用率25.0%(第15位)
公開日時 2019/09/30 00:00
2019年の新薬採用ランキング、採用率25%で15位にランクインしたのは、抗てんかん薬ビムパットドライシロップ10%とビムパット点滴静注200mg(一般名:ラコサミド、ユーシービージャパン)だ。ドライシロップ製剤、点滴静注製剤が加わり、錠剤を含めた剤形ラインアップが揃った。4歳以上の小児から成人まで、患者の状態に適した投与方法を選択し、アドヒアランスを維持できることが強みだ。(岡山友美)2製品は、16年7月に製造販売承認を取得していた錠剤の新剤型。ドライシロップと点滴静注製剤は19年3月から順次発売している。電位依存性ナトリウムチャネルの緩徐な不活性化を選択的に促進することにより、神経細胞の過剰な興奮を低下させる薬剤で、「てんかん患者の部分発作」を効能・効果に、4歳以上の小児や成人の適応をも...