スズケン 通期業績予想を上方修正 増収と販管費抑制で
公開日時 2019/05/07 03:50
スズケンはこのほど、2019年3月期通期業績予想を上方修正したと発表した。第3四半期以降の医療用薬市場の伸びが予想を上回ったことやスペシャリティ薬の受託による増収に販管費の抑制で、営業利益は前回予想より26.3%上回り、増益率が拡大する見通しになった。
売上高、営業利益、経常利益、当期純利益(親会社株主に帰属)のいずれも前回の予想を上回る見込みとなり、減収増益予想が増収増益予想になった。伸びがどの製品にもたらされ、納入価がどのように推移し、予想を上回ることになったのかについては現時点で開示しておらず、通期決算発表で説明するとしている。
【業績予想修正内容】(カッコ内は前年度実績)
売上高:修正予想2兆1323億円←当初予想2兆0817億円(2兆1239億9700万円)
営業利益:修正予想272億2000万円←当初予想215億5000万円(197億3500万円)
経常利益:修正予想361億5000万円←当初予想304億5000万円(290億1900万円)
当期純利益:修正予想302億円←当初予想266億円(188億2000万円)