バイエル薬品 スタートアップ協業プログラム「G4A」募集開始
公開日時 2019/04/17 03:50
バイエル薬品は4月15日、オープンイノベーションプログラム「G4A Tokyo Dealmaker 2019」の募集を開始した。同社が直面する事業や医療上の課題をスタートアップ企業と協業して、新たなソリューションの創出を目指すもの。今回は▽研究開発▽ラジオロジー(画像診断)領域に関する課題に対し、デジタル技術を使った解決方法を提案する企業を公募する。
応募締切は7月19日だが、今回は募集期間中から応募企業とのディスカッションを開始し、同意が得られた時点で実用化に向けの覚書を締結する予定という。説明会は東京で5月13日、関西で6月6日に行う。
18年には約40のプロジェクトの応募があり、12プロジェクトで実用化に向けた覚書を締結した。このプログラムを通じて参加企業には▽バイエル薬品とのコラボレーションを通じたヘルスケアニーズの解決▽バイエル薬品とのビジネスチャンスの探索▽スタートアップ企業のアイディアやツールの開発支援▽ヘルスケア市場におけるネットワーク構築およびプロモーション――が期待できるとしている。