シミック・アッシュフィールドとVeeva Japanは４月11日、リモートディテールの導入や運用を支援する協業を始めたと発表した。Veevaのリモートディテールアプリケーションである「Veeva Engage Meeting」の導入を検討する製薬企業を対象に行うもの。Veevaはアプリケーションの技術を提供し、シミックは、その技術を効果的に実施するためのコミュニケーションスキルのトレーニングを含む導入から運用までを支援する。アプリケーションだけでなく、導入・運用支援も行うことで、迅速に使えるようにする。それにより製薬企業の情報活動の効率化の一環で高まるリモートディテールの需要を取り込みたい考え。

リモートディテールの実施では、アプリケーションの導入だけでなく、それを効果的に使うためのマニュアル策定やスキル研修などの課題がある。その課題解決に、シミック・アッシュフィールドが持つCSOビジネスの専門性とリモートディテーリングサービスの実績・ノウハウを活かす。両社共同で提案活動を行い、それぞれのサービスの拡大を図る。

「Veeva Engage Meeting」は、製薬業界向けのクラウド型CRMソリューション「Veeva CRM」と統合して用いるアプリケーション。MRは面会時に使用している使い慣れたデバイスを使ってリモートディテールが実施できる。