日通 医薬品流通ネットワーク構築への挑戦
公開日時 2019/02/28 00:00
「医療医薬」は重点戦略領域川上から川下まで視野日本通運は、新たな医薬品流通ネットワークの構築に乗り出した。まず着手したのは、日本国内でのメーカーの共同物流支援だ。トラック・ドライバー不足など物流事業環境の悪化、今般導入された日本版GDPへの準拠に対し、物流コストを低減しながら、安定供給を確保するには、物流のプラットフォームを作り、そこに製薬各社が相乗りする仕組みが不可欠と判断した。400〜500億円を投資し、国内4か所に共同物流センターを順次建設、2020年までに稼働させ、そこを拠点にした調達、製造、配送を結ぶ全国ネットワークの構築に挑戦する。10数社からの受託を目指す。現中期経営計画に続き19年度からの次期中計でも「医療医薬」は重点領域になる見通しで、事業の戦略的展開を加速する。まずは川上...