疼痛学的視点からOA治療戦略を解説同じ内容の講演があった場合、他の先生におすすめしたいですか――。製薬企業主催の講演会の受講者に質問し、その回答から算出した「おすすめ度」（別記）で若手講師をランキングする本シリーズ。第20回は、2017年１月～12月に国内で開催された整形外科領域の講演会でおすすめ度トップ３となった若手講師（表）を紹介する。第１位は高知大学整形外科学教授の池内昌彦氏。回答した受講者50人中29人が「おすすめしたい」とし、おすすめ度は58.0％。「疼痛学的視点」から見た変形性関節症（OA）治療戦略、神経障害性疼痛の発生機序に基づいた薬物療法のあり方、ロコモ予防に向けた膝関節疾患治療などについて解説した講演が高く評価された。「おすすめ」とした受講者の約３分の１が10点満点を付けた...