製薬企業ダイバーシティネットワーク(PIDN)調査
公開日時 2018/06/30 00:00
働き方改革で環境とキャリアの改善目指す生産性高く、持続的に働ける職場環境をつくる――。製薬企業20社の人事担当者などでつくる「製薬企業ダイバーシティネットワーク(PIDN)」は5月30日、多様性を受け入れる働き方に向けての提言を発表した。同日発表した報告書では、多様な働き方を9割超が肯定的に捉えている一方、独特の職場環境やキャリアアップを描けない実態が浮き彫りになった。PIDNでは、「多様な働き方の実現に必要な仕組みを現場で考えていきたい」としている。(岡山友美)調査は、MRの長時間労働や、営業現場で女性のリーダーが少ないなどの課題の解決につなげようと、17年秋に初めて実施した。現場のMRや管理職など、年代や働き方も様々な男女約1400人が、長時間労働の原因や、多様な働き方への考え方など44...