ノボ MRの自動車運転事故率減少、17年は17%に 最も事故率低いブロックに褒賞金も
公開日時 2018/04/23 03:50
ノボ ノルディスクファーマは、MRによる自動車事故の低減に取り組んだ結果、2017年の事故率は17%となった。13年には事故率30%と高かった。
日本製薬工業協会(製薬協)のまとめによると、業界平均の事故率は14年度21.0%、15年度19.4%、16年度19.0%と右肩下がりに推移している。ただ、直近2年間の推移から、ノボは17年に業界平均を下回ったとみられる。
ノボでは、安全運転の重要性の啓発や研修・講習の実施に加え、営業部門を10ブロックに分けて事故率を競わせ、最も事故率の低いブロックを表彰し、1人あたり5000円の褒賞金を支給している。褒美と、事故を起こした際の講習という“アメとムチ”の取り組みが功を奏したようだ。ブロック分けは糖尿病の8支店(=ブロック)と、成長ホルモングループ、血友病グループの各1ブロックとなる。