ニプロの国内事業成長戦略激戦ＧＥ市場の勝ち残りに布石医薬・機器で営業戦略、流通施策を差別化ニプロは10月１日、子会社「ニプロESファーマ」（旧田辺製薬販売）を発足し、国内医薬品（後発医薬品・長期収載品）事業の新体制をスタートさせた。国の後発医薬品（ＧＥ）の使用促進策が続いているとはいえ、競争激化や今後に予想される薬価制度改革で事業環境の厳しさが増す見通しの中で、いかなる成長戦略を打つのか。また、医療機器事業を擁するという他のＧＥメーカーには見られない事業体をどう活かすのか。同社は、この複合的な事業体で、今後拡大が見込まれる在宅医療領域を支援し、事業展開できることを強みにしていくという。そこで常務取締役・国内事業部長の吉岡清貴氏に、医薬品事業の新体制と今後の国内事業の展開についてインタビューし...