厚労省幹部人事
公開日時 2017/07/31 00:00
昭和58年入省組が政策重要ポストに揃い踏み医療・介護一体改革、データヘルスに注力厚生労働省は7月4日、幹部人事(11日付発令予定)を発表した。医療、年金という社会保障改革の舵取り役として、保険局長に鈴木俊彦氏(年金局長)、医政局長に武田俊彦氏(医薬・生活衛生局長)、年金局長に木下賢志氏(内閣官房内閣審議官)の、いずれも昭和58年(1983年)入省組が揃って就任した。同期の樽見英樹大臣官房長も留任しており、奇しくも同期4人が幹部人事に名前を連ねることになった。幹部人事の目玉である厚生労働事務次官には蒲原基道氏(老健局長)が、医務技監には鈴木康裕氏(保険局長)が就任した。医薬・生活衛生局長には宮本真司氏が就任。現事務次官の二川一男氏と現医政局長の神田裕二氏は辞職した。(沼田佳之)新体制が直面する...