多発性硬化症 2番手の経口薬テクフィデラが登場 「第一選択薬になり得る」との声も
公開日時 2017/05/29 05:00
多発性硬化症の治療では、2011年11月に世界初の経口の再発予防薬であるイムセラ/ジレニア(フィンゴリモド、田辺三菱製薬/ノバルティスファーマ)が登場し、ブレークスルーをもたらした。そして17年2月には2番手となる経口薬のテクフィデラ(フマル酸ジメチル、バイオジェン・ジャパン)が上市され、経口薬の選択肢が2種類に広がった。経口薬は患者の治療負担を軽減させ、服薬アドヒアランスの向上も期待できるが、この2成分が臨床現場で今後、どのように使い分けられていくのか気になるところ。そこで今回は、この2成分にフォーカスして、その特徴を分析する。文末の関連ファイルで、イムセラ/ジレニア、テクフィデラについて、効能・効果、用法・用量、安全性、有効性などを一覧表にまとめた資料をダウンロードできます。続きは、こち...