バイエル薬品の患者調査で論文執筆に本社が関与
公開日時 2017/04/30 00:00
営業目的に臨床研究活用か?バイエルは患者調査と主張バイエル薬品の抗凝固薬・イグザレルトの患者調査で、MRが患者のカルテを不適切に閲覧していた問題で、調査結果をまとめた論文の執筆、掲載にバイエル本社がかかわっていたことが本誌取材で明らかになった。同社は、営業所員最大3人によるカルテの閲覧を認めており、個人情報保護法などの観点から問題視されている。しかし、MR個人の関与にとどまらず、論文の内容をプロモーションに活用することを目的に、組織ぐるみで関わっていた実態が浮かび上がってきた。(望月英梨)「謝辞本論文の作成に当たり、学術的アドバイスを頂いたバイエル薬品株式会社およびメディカルライティングをご援助いただいた株式会社サン・フレアに御礼申し上げます」、「資金提供論文の作成、および投稿に関する費用は...