中医協総会
公開日時 2017/04/30 00:00
敷地内薬局への厳格な評価も視野2018年度診療報酬改定の論点に浮上厚生労働省は3月29日の中医協総会に、保険医療機関と保険薬局が同一敷地内にある、いわゆる“敷地内薬局”について、調剤基本料の新設も含めて今後調剤報酬の中での位置づけを検討する考えを示した。新たなカテゴリーを定め、門前薬局を上回る厳格な評価を行うことも視野に入れる。診療側の安部好弘委員(日本薬剤師会常務理事)もこの日の中医協総会で、「敷地内にある保険薬局に関しては、今後調剤報酬の考え方の中でどうあるべきか。かかりつけ機能を持たない薬局についてどう評価するかはご議論いただきたい」と述べた。(望月英梨)敷地内薬局は、患者の利便性向上などの観点から、規制改革会議が薬局の構造上の独立性について規制緩和を求め、原則保険医療機関と保険薬局が...