セルジーン日本法人 新社長に野口氏就任 武田薬品で要職歴任
公開日時 2017/04/18 03:51
セルジーン日本法人は4月17日、新社長に野口暁(さとる)氏が同日付で就任したと発表した。4月3日に入社した。3月末まで武田薬品に在職し、直近では中国ビジネスの責任者を務めていた。
野口氏は1984年に武田薬品に入社し、国内営業、戦略部門をはじめ国内および海外における経営幹部を歴任した。海外では同社英国法人の社長、欧州・カナダ10か国の地域責任者、米国および東南アジアでのマネジメント経験がある。慶応大法学部卒、米ジョージワシントン大学で経営学修士を取得。55歳。
野口氏は社長就任にあたり、「日本では今年、血液がん領域に加え、新たに炎症・免疫性疾患領域での活動を本格化した」とし、「革新的な医薬品を通して患者さんのニーズにより一層貢献できるよう尽力していくとともに、日本における企業プレゼンスの更なる向上を目指し邁進していく」とコメントした。
同社は3月に、新規作用機序の乾癬治療薬オテズラ錠10mg、同20mg、同30mg(一般名:アプレミラスト)を新発売した。同剤は日本で乾癬の経口剤として約25年ぶりの新薬。