武田薬品 長谷川会長が退任へ
公開日時 2017/04/14 03:50
武田薬品は4月13日、長谷川閑史取締役会長が6月の定時株主総会後に退任すると発表した。退任後は、会社の要請により相談役に就任予定。会長職の後任は選任しないとしている。
退任理由について同社は「クリストフ・ウェバー社長が戦略を打ち出し、着実に経営が軌道にのっており、一定の区切りがついたため」と説明している。
長谷川氏は、武田國男氏の後任として2003年6月に代表取締役社長に就任。14年4月にウェバー氏を後継に迎え入れ、同年6月に同氏が代表取締役社長兼最高執行責任者(COO)になった後、長谷川氏は代表取締役会長兼最高経営責任者(CEO)に就いた。翌15年4月にはCEOをウェバー社長に移し、同年6月から取締役会長を務めている。11~14年までの4年、経済同友会代表幹事も務めた。1946年6月生まれ70歳。