ＭＲ提供情報処方継続・増減意向に一定評価抗凝固薬に関する情報医師評価の分析JSOLシニアコンサルタント河本直純ＭＲを取り巻く環境は大きく変化している。病院の訪問規制やアポイント制の導入により、医師との面談時間も従来に比べて短縮傾向にある。一方で医療環境も大きく変化しており、政府の進める後発医薬品の数量シェア80％目標や地域包括ケアシステムの導入など、これまで経験したことの無い世界が待ち受けている。本企画では、エス・マックス（以下、SMAX）の医師モニター調査データを活用し、製品プロモーションに対する医師側の評価を分析した。プロモーション活動における問題点1980年代にＭＲとして活躍した製薬会社医薬情報部のマネジャは、「当時のＭＲは、担当する医療機関の“医療連携”や“患者の流れ”を把握していた...