少子高齢化時代に合致
公開日時 2016/11/30 00:00
塩野義・手代木社長低分子創薬でリーズナブルな価格実現に意欲塩野義製薬の手代木功社長は10月31日の記者会見で、2020年までの中期経営計画を解説し、同社の強みである低分子創薬を軸に効率化を進めることで、イノベーションと医療経済性を兼ね備えた新薬を創出する方針を明らかにした。少子高齢化が進み、医療費の高騰が社会的な議論を巻き起こす中で、現在、中医協で議論となっている高額薬剤問題など医療コストや医療経済の課題を経営者がどう提起するか注目されていた。手代木社長は、「社会に優しい製薬企業」という新たな視点を提示した上で、「少子高齢化に対して、リーズナブルな価格でお役にたてる薬剤はないか追い続けている」と主張。“創薬型製薬企業として社会と共に成長し続ける”ことを同社の2020年に向けた経営方針として堅...