【インタビュー全文】ギリアド・折原社長 “価値”に基づいた医薬品の評価を ステークホルダーとの対話を重視
公開日時 2016/10/14 05:00
ギリアド・サイエンシズの折原祐治代表取締役社長は10月13日、本誌インタビューに応じ、「行政や保険者も含めて色々なステークホルダーに啓もうしていく活動に、もっと力を入れていかないといけないと考えている」と決意を示した。2015年に発売を開始したC型肝炎治療薬・ソバルディ錠、ハーボニー配合錠は、上市後垂直的な立ち上がりを見せたが、2016年度薬価改定で31.65%という大きな引下げを受けた。折原社長は、両剤は有効性が高いだけでなく、“治癒”、さらにはC型肝炎の撲滅まで視野に入る特殊な医薬品、疾患であるとの見方を示した。日本人患者の実臨床データが構築される中で、患者や行政、保険者などのステークホルダーとの対話に重点を置く姿勢を強調。疾患や製剤について理解を深めてもらい、医薬品としての“価値”を理...