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J-TEC 新社長に山田一登副社長・信頼性保証部長 6月19日付 畠氏は相談役に

公開日時 2025/03/19 04:48
ジャパン・ティッシュエンジニアリング(J-TEC)は3月18日、新たな代表取締役社長執行役員に山田一登副社長執行役員・信頼性保証部長が就くトップ人事を発表した。同日の取締役会で決定した。6月19日に開かれる定時株主総会および取締役会の決議を経て発効する。現社長の畠賢一郎氏は相談役に就く。

同社はメラノサイト含有自家培養表皮・ジャスミンを上市。今後は自家培養軟骨・ジャックの変形性膝関節症への適応拡大や、受託事業および研究開発支援事業の海外展開を見据えるなど、「当社の発展に向けた施策が結実する変化点を迎えている」と説明。「次の成長に向けた環境が整いつつあるこの機に、新たな経営体制の下で柔軟かつ新しい発想で企業を変革させるためにも、経営体制の刷新を図ることとした」としている。

◎「合理的な意思決定を行いたい」 安定的な黒字化と中長期的なパイプライン拡充目指す

山田氏は、2000年6月に同社に入社。研究開発部を経て、21年4月に信頼性保証部長(現任)、24年12月から副社長を務めていた。自身の強みについて山田氏は、「当社に入社してから25 年にわたって、再生医療等製品の研究開発や品質管理、品質保証に従事してきており、再生医療等製品についての開発から上市までの知識と経験が豊富であることが強みと考えている」とコメント。「これまでの自分の経験や知識のみで判断するのではなく、執行役員や部長をはじめとする社員からの提案も含めた情報収集をベースとして、新社長として合理的な意思決定を行いたい」と意気込んだ。

新社長として取り組むべき課題については、「カリスマ的経営からさらに発展した組織的経営体制を構築し、既存パイプラインによる安定的な黒字化を実現するとともに、中長期的に大きく収益に貢献するパイプラインの拡充を図りたい」との考えを披露した。

新社長就任についての打診は、副社長の内示を受けた際に受けたといい、「全く想像していなかったことだったので、現社長である畠のカリスマ性は自分にはないもので、自らが代わって社長として経営していけるのかと2 日間悩んだ」という。その結果、「自分1 人だけの力ではなく、社員の力を引き出して結集させることで乗り越えていこうと思い至り、経営に対する責任を背負う覚悟ができたので、受諾する決意をした」と振り返った。

座右の銘は、「面白きこともなき世を面白く」(高杉晋作)、自分を一言で表すと、「変化対応力が高い」。
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