週1回GLP-1受容体作動薬トルリシティ 処方医の26%、第一選択薬で
公開日時 2016/10/31 00:00
処方患者像最多は既存薬で効果不十分例認知症患者との回答もホルモン・インクレチンの一種であるGLP-1は、食後高血糖に合わせてインスリン分泌増加とグルカゴン分泌抑制することで血糖値を低下させることで知られている。このGLP-1受容体を刺激することで分泌を促し、血糖値を低下させるGLP-1受容体作動薬には連日投与製剤に加え、週1回投与製剤もある。今回はこのうち15年9月に発売された2剤目となる週1回製剤トルリシティを取り上げる。いつも通り、医療情報サイトを運営するケアネットの会員医師のうちトルリシティの処方経験がある医師を対象にアンケートを行った。処方のきっかけに関するコメントを分類すると、最多は「週1回製剤」が44%と半数弱を占め、次いで「使用が簡便である」が22%、「有効性が高い」が16%で...