【Promotionタイトル】 PART1低成長期に突入した国内市場編集長沼田佳之ここにきて製薬企業や医薬品卸がこぞってＩＴ企業と業務提携に動き出している。大塚製薬はIBMの人工知能Watsonのテクノロジーを活用し、精神科領域でのソリューション提供を目的とした合弁会社を設立した。医薬品卸のアステムをグループに持つフォレストホールディングスは健康データの解析を通じ、保険者と医療者のエリア内での連携をサポートする目的で、データホライゾンと業務提携した。こうしたニュースが日々流れている。医療ＩＣＴを通じ、これまでの枠組みを超え、一歩先の新たなビジネス創造の動きが見られる。本誌は１月号で製薬の枠に捉われない「組手を変える」発想を提言した。最後に事業モデル転換への課題を探ってみたい。人工知能...