眼科薬市場 MR情報より「患者の声」「医師の使用感」の影響高く 世界初の作用機序グラナテック Webチャネルで存在感
公開日時 2016/05/31 00:00
株式会社アンテリオソリューション開発部長佐藤暢章緑内障、加齢黄斑変性症、ドライアイ――と眼科領域の治療薬が近年、相次ぎ登場している。IMSヘルスによる市場規模調査でも、「眼科用剤」の15年売上は3265億円、前年比8.7%増で、領域別市場規模ランキングで初めてトップ10入りした。そこで今回は、眼科用薬市場を取り上げ、どのような情報ソースや要素が医師の処方に影響を与えているのかを「SOC」(ShareofChannels)を用いて検証する。医師が何かしらの眼科用薬を想起する際の情報チャネルは、全体では「MR」などのプロモーション系情報チャネルの影響度合いが計47%、「医師の処方感」や「患者の声」などのノンプロモーション系が計53%だった(図1)。眼科用薬を含む全治療領域による影響度合いは、プロ...