サンテ医業コンサル代表田中豊章今回は山形県の鶴岡地区医師会を軸としたチームによるICT（Net4U、Note4U）を活用した、医療と介護の連携事例を紹介します。鶴岡地区医師会で運用されているICTは同地域内に根差していた医療連携ネットワークを基に利用されていたものですが、在宅の高齢者を中心とした介護も含む多職種連携体制を支えるシステムへと変化してきています。SNSの要素取り入れ患者の状態手軽に共有新システムでは、病院・診療所・訪問看護・調剤薬局・居宅介護支援事業所の多職種が地域の患者・要介護者の情報を連携し利用できるようになったのです。これは医療連携を軸としたASP型地域患者情報共有システムと、追加されたSNS的要素を入れることにより多職種間がお互いに理解しながら連携できるようになったシステ...