隠れたニーズを掘り起こす「問題先取り型営業」を
公開日時 2016/05/31 00:00
元MR×いま薬剤師×薬局経営者からのメッセージいちえ薬局管理薬剤師(滋賀県・近江八幡市)加納裕介調剤報酬改定から1カ月。今まで以上に「かかりつけ薬剤師」という個人としての職能を意識するようになりました。同時にMRも個としての能力を問われる時代になったとひしひしと感じます。今回は、4月にゲンバで感じた世間の反応を薬剤師・経営者視点でお伝えしながら、MRに必要な姿勢を提案します。「問題先取り型営業」です。調剤報酬改定後患者の反応コスト意識の芽生え「お薬手帳を持ってきたら安くなるんでしょ?」この4月、全国の薬局で患者から殺到した一番の質問でしょう。3月から4月初旬にかけて多くのメディアで取り上げられたこともあり、ご多分に漏れず私の薬局でもお薬手帳の持参率が急激に上がり、新規作成の要望も増えました。...