協和発酵キリンの「エリア戦略実践塾」
公開日時 2016/04/30 00:00
ライン長のマインドチェンジでPDCA高速化国は地域包括ケアシステムの構築に向けて舵を切った。16年度診療報酬改定を契機に、地域の医療機関や薬局は2次医療圏を意識した住民への医療サービスの提供や多職種連携への意識が強まっている。こうした動きに呼応するように、4月以降の製薬企業の経営幹部からも地域・エリア型の顧客アプローチを意識する発言を聞く機会が増えている。地域・エリア戦略を成功に導くカギは何か。最初の一歩は、地域・エリアに精通し医療者のニーズを拾い上げながら戦略に落とし込める人材の育成に他ならない――そう本誌は考えた。本企画では医療環境が大きく変化するなかで、動き出した製薬各社の人材育成の新たな取り組みをリポートする。(佐藤美里)昨年4月「エリア戦略部」発足第1回目は協和発酵キリンの「エリア...