PART2 2016年開発パイプラインリスト 免疫療法 飛躍の年に 肺がん適応も取得へ
公開日時 2015/12/28 00:00
国内申請品目数は84新規成分最多はがん領域後発品(以下、GE)の数量シェアが80%の時代になる。製薬企業のビジネスは大きく新薬とGEに分かれ、医療上必要不可欠と指定された長期収載品は「基礎的医薬品」として安定供給のための薬価据え置き措置がとられる。ビジネスの観点からいえば、新薬とGEの二者択一を迫られている。このような市場環境の変化を受け、15年下期には内資系大手の武田薬品やエーザイが、得意の疾患領域の新薬事業に経営資源を集中するため、これ以外の事業を別会社に移すなどの経営判断を行った。16年も他社で同様の動きが想定されるが、その理由はただひとつ、「いかに次の新薬を多く、早く生み出すか」ということである。そこで本誌では製薬各社の公開情報やアンケート調査をもとに直近の後期開発品を集計し、16年...