医師が選ぶ2015年の漢字 今年も「偽」 3年連続 メドピア調査
公開日時 2015/12/28 03:50
メドピアは、同社が運営する医師専用コミュニティサイト「Medpeer」会員を対象に、「医学界・医師界における今年の漢字」を募ったところ、最も多かったのは「偽」だったと発表した。
「偽」が選ばれたのは3年連続。今年はSTAP細胞の存在が否定されたことや、ずさんな医療・医療事故への対応による特定機能病院の取り消しのほか、東京五輪エンブレムの白紙撤回、マンションの杭打ちデータの儀装などの出来事も反映された結果だとしている。
2936人から応募があり、「偽」を挙げたのは107人だった。これに「乱」(106人)、「忍」(102人)が続いた。「乱」は大学病院の医療事故や国際情勢、「忍」は現場の厳しさなどが選択理由に挙がったという。