緑内障薬 新薬グラナテック 3人に1人が追加処方で使用
公開日時 2015/09/30 00:00
キサラタンのGE比率は33%経口薬市場に比べGE使われず現在国内での失明原因第1位である緑内障の薬物治療では、点眼薬による眼圧降下療法が行われ、古典的なβ遮断薬をはじめとしてプロスタグランジン(PG)関連薬、炭酸脱水酵素阻害薬(CAI)、交感神経作動薬、α遮断薬、αβ遮断薬などが使用されているが、主軸はβ遮断薬とPG関連薬となっている。点眼薬治療は原則単剤から開始するが、単剤で満足な眼圧低下が得られず、併用療法に至るケースは少なくないため、アドヒアランス向上の観点から、最近ではβ遮断薬にPG関連薬あるいはCAIを加えた配合剤が数多く上市されている。ただ、配合剤でも眼圧低下が十分でないケースもあり、新たな作用機序の薬剤への期待も高い。そのような中で、2013年11月にβ遮断薬・CAI配合剤のア...