いまのMRには『ゲストロジー』が足りない
公開日時 2015/06/30 00:00
コンサナリスト川越満5月15〜17日までの3日間、東京ビッグサイトで「ライフサイエンスワールド2015」が開催された。基調講演では、第一三共とアステラス製薬の研究開発のキーマンがそれぞれ、自社の研究開発戦略をプレゼンした。第一三共研究開発本部長の赤羽浩一氏は、明確な目標設定による研究開発マネジメントを展開するため、①主たる適応症の上市を毎年2製品以上、②主たる適応症の後期臨床試験を毎年4試験開始、③新規フェーズⅠを毎年9試験開始――という3つの目標を設定していることを明らかにした。これらは「継続的に経営していくために必要な数」であり、頭文字をとった“249”を合言葉に従業員を鼓舞しているという。一方、アステラス製薬研究本部リサーチポートフォリオ&サイエンス部長の岩井晃彦氏は、①BestSci...