丸石製薬 麻薬性鎮痛薬レミフェンタニルのGE 第一三共とコ・プロへ
公開日時 2015/06/24 03:50
丸石製薬は6月23日、全身麻酔用鎮痛薬レミフェンタニル注射剤の後発医薬品(GE)の商業化について第一三共と協業すると発表した。この薬剤は丸石が現在承認申請中で、承認取得後、第一三共が販売し、両社でプロモーションを行う。
同剤は、超短時間作用性の全身麻酔用鎮痛剤で、同成分を含有している薬剤としてはヤンセンファーマのアルチバがある。オピオイド受容体作動薬で麻薬性鎮痛薬に位置付けられる。丸石は侵襲や疾病による疼痛を和らげる周術期医薬品などを扱うスペシャリティファーマだが、医療用麻薬の製品は取り扱った経験がなく、フェンタニルを扱う第一三共と協業することにした。第一三共としては協業で品揃えを増やす。
〈訂正〉(6月24日9時45分)
販売会社について下線部を訂正いたしました。