医薬品産業の明日を語る【前編】
公開日時 2015/04/30 00:00
製薬企業はもっと危機感をもて!新薬メーカーは新薬創出とグローバル化が生き延びる道【左】武田俊彦氏厚生労働省大臣官房審議官(医療保険担当)【右】宮田俊男氏日本医療政策機構エグゼクティブディレクター内閣官房健康・医療戦略室戦略推進補佐官写真:坂本文明地域医療構想の策定、地域医療連携推進法人の設立、日本医療研究開発機構(AMED)の発足――。2015年は、医療提供体制や開発など、製薬企業を取り巻く環境は大きな変化を迎える一年となりそうだ。一方で、内資系製薬企業の多くが依然として長期収載品に収益を頼る構造を脱却できていない。グローバル化も大きな課題だ。内資系製薬企業も新薬創出に力を入れ、真の意味でのグローバル化を遂げなければ生き延びることができない時代に入った。“危機的”との見方もある変化の波を製薬...