ユーシービー 抗てんかん薬イーケプラ 部分発作での単剤療法の承認取得
公開日時 2015/02/23 03:51
ユーシービージャパンは2月20日、大塚製薬と国内で共同開発・販売を行う抗てんかん薬イーケプラ錠250mg、同錠500mg、同ドライシロップ50%、同点滴静注500mg(一般名:レベチラセタム)について、部分発作(二次性全般化発作を含む)において単剤療法を可能とする承認を取得したと発表した。
眠気、ふらつき、認知障害、皮膚症状などの副作用の少ない、より適正な薬剤の単剤療法が望まれていたという。その中、日本てんかん学会や日本小児神経学会は、部分発作での単剤療法の開発要望を厚労省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」に提出。同会議での評価を踏まえて同省から単剤療法の開発要請がなされていた。
なお、点滴静注製剤は14年7月に承認されているが、現在薬価未収載で発売されていない。