ARBアジルバ 処方医の3割が第一選択、2割が第一選択にはしない
公開日時 2014/12/27 00:00
高い降圧効果が評価割れに影響か「他剤無効例にとっておきたい」との声もデータ操作問題やプロモーションコード違反で現在、やや負のイメージがつきまとっているARB市場だが、それでもいまだ患者数が増加傾向の高血圧症治療ではキーポジションを握っている。その中でブロプレス後継品として2012年5月に登場したアジルバは、この逆風環境下でもシェアを伸ばしている。そこで今回は13年6月号以来2度目となるアジルバの今を追った。アジルバの処方を増やすかどうかでは、処方経験のある医師の見解は「そう思う」27%、「まあそう思う」49%と、全体の8割弱が処方増に積極的である。医師の属性別でもほぼ同様の傾向だ。単純比較はできないものの、「そう思う」「まあそう思う」と処方増に積極的な医師の割合は前回とほぼ同程度である。そこ...