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サノフィ 前立腺がん治療薬ジェブタナによる発熱性好中球減少症で注意喚起 死亡5例

公開日時 2014/12/11 03:52

サノフィは12月9日から、前治療歴のある転移性去勢抵抗性前立腺がんに用いるジェブタナ点滴静注(一般名:カバジタキセル アセトン付加物)について、発熱性好中球減少症や好中球減少症に関する死亡例が5例報告されたのを受けて積極的に注意喚起している。2014年9月4日の発売時から添付文書の「警告欄」や「使用上の注意」で好中球減少症、発熱性好中球減少症を挙げて死亡例の報告にも触れていたが、発売から早期段階で死亡例の報告があったため。

 

医薬品医療機器総合機構(PMDA)のウェブサイトにも「適正使用に関するお知らせ」を10日に掲載した。 

 

ジェブタナは12月3日時点で約200例に使用され、重篤な好中球減少症・好中球数減少31例、発熱性好中球減少症11例が報告された。その中に死亡例が5例(いずれも60歳以上)含まれ、うち4例は治療開始から1サイクル目に死亡に至っていた。このため、同社は初回投与後から頻回に血液検査を行い、発熱が認められたら直ちに血液培養を実施し、抗菌薬の投与を速やかに開始するように求めている。また、顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)製剤の使用を考慮する点についても改めて呼びかけた。
 

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