国立感染研 インフルエンザの流行開始発表
公開日時 2014/12/08 03:50
国立感染症研究所は12月5日、今冬のインフルエンザの流行が開始したと発表した。全国の定点医療機関から直近の1週間(11月24~30日)に報告されたインフルエンザ患者の数が、1施設あたり1.90と、全国的な流行開始を示す指標である「1人」を超えたためで、推計患者数は、この1週間で約10万人で、累計では約19万人と推計されるという。検出されたウイルスは直近の5週間ではA香港型が最も多く、B型はなかったとしている。
定点の一施設あたり患者数が多いところは岩手県(10.52)、福島県(6.41)、埼玉県(5.05)、神奈川県(4.04)、東京都(3.62)、千葉県(2.90)、奈良県(2.67)、長崎県(1.93)の順で、46都道府県で前週から増加した。