MR統計入門 第9回 製品が売れる月と売れない月 この傾向把握も売上予測の重要因子
公開日時 2014/12/05 05:00
統計分析研究所株式会社アイスタット代表取締役社長(理学博士)菅民郎 営業所長から、所長が昨年行った製品Mの売上予測の結果を見せられ、「今年の予測は志賀くんにお願いしようかな」と言われ、よし、チャレンジしてみようと意を決したMRの志賀裕さん。なかなかの難題なため、統計の専門家・菅民郎先生にまたもや助けを求めました。まず売上予測を行うステップとして、「売上に変動をおよぼす要因を『相関係数』で見つけること」を学びました。さて、今回は・・・。 CASE.3 対象・方法:志賀MRが所属している営業所の自社品である降圧剤Mの月次売上額は9~33(千万円)の間にあり、緩やかな増加傾向で推移している。▽製品MのMR面談回数▽季節変動(S)▽売上推移の傾向であるトレンド(T)――...