キーメッセージは当たらない
公開日時 2014/09/30 00:00
有限会社オフィス・ミヤジン医薬コンサルティング部門千葉・柏リハビリテーション病院人工透析内科部長宮本研今月のポイント▼製品プロモーションのキーメッセージは、社内を鼓舞するために繁用されているものの、医療現場では満足に浸透していない。▼競合品との差別化を目指しながら長所をもっぱら強調する営業戦略は、医師にとって診療上のバイアスになりやすい。▼あえて欠点と短所を示したサブ・キーメッセージを新たに作成し、積極的に併用することで、MR活動の客観性を改善すべきだ。情報提供の根幹だが・・・現役の臨床医が、製薬企業のオフィスを訪問する機会は限られている。営業所内で開催されるライブ配信の講演会を聴講する、あるいは疾患勉強会の社外講師として招かれるといった場合が通常であろう。ましてや、製薬企業の本社を訪問して...