ムンディ 再発・難治性末梢性T細胞リンパ腫薬のフェーズ2開始
公開日時 2014/09/04 03:50
ムンディファーマはこのほど、抗がん剤として開発を進めるpralatrexate注射剤について、再発・難治性末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)患者を対象とする国内フェーズ1/2試験のフェーズ2部分を開始したと発表した。PTCLは、人口10万人あたり2、3人という希少がん。開始した試験では、12医療機関が参加し、至適用法・用量における有効性および安全性の評価を行うという。
同剤はメトトレキサートの類似化合物。09年9月に再発・難治性のPTCLの初の治療薬として米国で承認され、FOLOTYNの商品名で販売されている。
日本では14年3月に、協和発酵キリンのポテリジオ点滴静注が再発又は難治性のCCR4陽性のPTCLの適応を取得している。