MRは環境変化にどう立ち向かうか 上司は質の高いMRをどう育成すべきか
公開日時 2014/06/30 00:00
2014年上期2014年上期「ぼうふらの会」が4月25日に東京都内で開催され、製薬業界の論客7人によるミニレクチャーが行われた。製薬企業や医療業界を取り巻く環境が大きく変化するなかで、今後のMRのあるべき姿やマーケティング戦略の方向性、さらには今後生き残る製薬企業像にまで議論が及んだ。本誌は、ミニレクチャーの模様を紹介する。論客1井上良一氏オーファン視野の戦略をトップバッターはファーマ・マーケティング・コンサルタントの井上良一氏。日本で上市される新薬の約50%がオーファンドラッグに置き換わると指摘。企業のマーケティングもオーファンを視野に戦略シフトすると見通した。その上でMR活動も、「従来型のSOVは通用しない」と述べ、個別化医療への転換が求められるとした。今後成長が見込まれる疾患領域は、希...