千寿製薬 アジスロマイシン点眼薬を導入 眼表面の滞留性向上
公開日時 2014/06/16 03:50
千寿製薬はこのほど、米インサイトビジョン社が独自の技術を応用して開発したアジスロマイシン点眼薬の日本での独占的開発・販売についてライセンス契約を締結したと発表した。これは感染症に対する薬剤で、今年度中に臨床開発に着手する予定という。
同剤は、眼表面上での薬剤の滞留性を高める独自のドラッグデリバリーシステムDuraSiteを用いたもの。それにより点眼回数は1日1回程度まで減らせる可能性があるという。
千寿によると、同剤は眼局所の細菌性感染症の治療薬として米国でAkorn社が07年から「AzaSite1%」の製品名で販売している。