MR統計入門 第2回 「ヒゲ」がデータ精度を語る
公開日時 2014/05/20 04:00
統計分析研究所株式会社アイスタット代表取締役社長(理学博士)菅民郎降圧剤の製品Xと製品Yについて、心エコー検査による左室重量への影響をみた臨床データを医師に十分説明できず、統計の専門家・菅民郎先生に助けを求めたMRの志賀裕さん。前回は平均値と標本誤差(±)について先生に学びました。さて今回は…。ポイント3:「ヒゲ」は○±△を図式化した以上の意味をもつ!志賀:「先生、先日は【製品X変更後の127.1±6.3gと製品Y変更後の124.7±8.5gでは、製品X変更後の方が製品Y変更後に比べて精度が高い】ということを教えてもらい、ありがとうございました」菅:「そうだったね。志賀さんが訪問したお医者さんの疑問にしっかり答えるため、今...