変わる急性期病院 MRは施設の変化を意識せよ!
公開日時 2014/03/14 05:00
第8回機能分化で7対1病床は大きく減少へ中小企業診断士平田雄一郎急性期の入院医療も大きな岐路に立たされています。国は、これまで病院が高い収入を得ていた重症患者向けの急性期病床を削減する方針を打ち出しました。一般病棟の入院基本料は看護師の配置基準によって定められています。看護配置は、7対1(入院患者7人に対し常時看護職員数が1人以上)、10対1、13対1、15対1と分類されており、このうち最も入院基本料が高い7対1入院基本料の算定要件が厳しくなりました。7対1入院基本料は、集中治療の必要な重症患者や緊急性の高い患者を受け入れる病床に対する優遇を視野に、2006年度の改定で導入されました。しかし、国が想定していた病床数を大きく上回り、結果として、本来の急性期の役割以外を担う病床も含まれてしまいま...