DPP-4阻害薬など糖尿病薬 ドライバーへの投与は注意を 低血糖のおそれ 添付文書に
公開日時 2014/01/07 22:48
厚労省医薬食品局は1月7日、新たに注意を要する副作用が分かった医薬品について、注意喚起するため添付文書の改訂を指示する通知を日本製薬団体連合会に発出した。この中でDPP-4阻害薬など糖尿病薬について、低血糖症状を起こすことがあり、高所作業や自動車運転に従事する患者に投与する際は注意するよう明記させる。糖尿病薬で改訂が指示されたのは、同様の注意が記載されていなかった以下の成分を含有する医薬品(カッコ内は製品名=先発=、会社名)。「重要な基本的注意」の項に記載する。<DPP-4阻害薬>アナグリプチン(スイニー錠、三和化学研究所)アログリプチン安息香酸塩(ネシーナ錠、武田薬品)アログリプチン安息香酸塩・ピオグリタゾン塩酸塩(リオベル配合錠、武田薬品)シタグリプチンリン酸塩水和物(ジャヌビア錠、MS...