調剤薬局訪問で自社製品の処方状況や後発医薬品普及状況確認を
公開日時 2013/12/27 00:00
中小企業診断士平田雄一郎「最近の調剤医療費の動向」を読んでみよう調剤薬局が情報の宝庫であることは、意外と理解されていないことである。製薬企業の本社から営業政策として訪問しているケースもあるようだが、いずれにしても調剤薬局が、診療所の医師とは異なるターゲットであることは、MRの皆さんも理解していることでしょう。特に、自社医薬品の処方状況や後発医薬品の普及状況などは、調剤薬局を訪問して、MR自らの医薬品情報活動を通じて確認することができる。しかし、調剤薬局訪問時には、当然、明確な目的と情報提供が行わなければ、調剤薬局側もMRを受け入れない。MRがより調剤薬局に強くなることも求められる。そのための一つの入り口として、厚生労働省が毎月公表している統計資料の「最近の調剤医療費の動向(電算処理分)」の活...