OAB市場 トビエースやネオキシ MR活動活発
公開日時 2013/09/30 00:00
膀胱の不随意収縮による尿意切迫感を起点として頻尿や切迫性尿失禁を伴う症状症候群である過活動膀胱(OAB)は2002年の国際禁制学会で初めて定義された。日本排尿機能学会の調査によると、国内推定患者は40歳以上で800万人以上とされている。OAB治療では頻尿、尿失禁という症状の対症療法薬として適応を持つバップフォーなどが用いられてきたが、06年に過活動膀胱を適応とするデトルシトールやベシケアが登場。これを機にウリトス/ステーブラ、バップフォーの適応拡大、11年9月にはベタニス、13年3月にはトビエース、同年6月にはネオキシテープといった新薬が続々登場している。エムスリーのデータから、OAB治療薬の過去1年間の処方影響力を見たところ、全体では今年発売されたトビエースやネオキシテープの処方影響力が高...