心をつかんだ1時間面談このＭＲがいて、うまくいった、助かった──そんな印象に残ったＭＲを、毎回異なる病院薬剤部長に推薦してもらい、紹介するこのコーナー。果してそのＭＲは、どんな取り組みで、印象に残ることになったのか？今回は東京８年、広島（地元）13年を経て、大分に来て４年になる川野真彦さん（49歳）です。ＭＲ歴は実に25年。推薦を受けたものの「私の話では記事ならないのでは」と困り顔で、受け答えも多弁ではなく、これまでやってこられたのは「周りの多くの方々の助け」によるものと、とても控え目。しかし、その良さを生かした仕事の仕方が川野さんの話の中に見えました。控え目タイプのＭＲにはヒントになると思います。写真：佐藤修司「生活習慣病の薬は、中には10年以上も服用される方もいます。その患者さんにどのよ...