サンド G-CSF製剤のバイオシミラーを国内申請
公開日時 2013/04/26 05:00
サンドは4月25日、がん化学療法の副作用である好中球減少症の治療に使われる遺伝子組換えヒト顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)製剤のバイオ後続品(バイオシミラー)を日本で承認申請したと発表した。同剤はフィルグラスチム(先発名グラン、協和発酵キリン)のバイオシミラーで、既に持田製薬と富士製薬、テバ製薬と日本化薬がそれぞれ共同開発した製品が承認されている。
同社として日本に投入するバイオシミラーは09年に発売したヒト成長ホルモンのソマトロピンに続き、2製品目で、3月21日付で申請した。同製剤は海外では09年に欧州で発売、Zarzioの製品名で40カ国以上で販売しているという。